整形外科では年間約300件の手術を行っております。主に骨折などの外傷、スポーツ障害や上肢の障害(手外科)、慢性関節疾患などです。特に、人間の体のなかで最も緻密で鋭敏な感覚を持つ「手」を治療する手外科には力を注いでおります。手の腱鞘炎では小さな内視鏡を駆使して治療しています。外来では骨・関節・脊椎や筋肉・神経といった身体を動かす「運動器」疾患全般の治療を行っております。治療は保存的治療(手術をしない方法)が主流ですが、保存的治療では治りにくい場合や明らかに手術法が優れている場合には手術をおすすめしております。その場合は患者様が十分納得された上で行うよう心掛けております。また、整形外科の疾患は患者様の背景によって手術するかしないかを決定することもよくあります。病棟診察では、毎週の病棟総回診の際に看護師、理学療法士、管理栄養士や医療ソーシャルワーカーが参加することで、患者様の状態を様々な職種のスタッフが共有して、早期の治癒・退院に向けて取り組んでいます。
今や生活に介護が必要となる原因の第一位は「運動器」の障害とされています。お年寄りの骨折や膝の変形も原因となっています。大腿骨近位部骨折(脚の付け根の骨折)手術や人工膝関節置換術で最も整形外科医を悩ませるのは、循環器系の合併症です。当院ではこのような手術では、循環器内科と連携をとりながら治療に当たっています。
運動器の疾患を持ちながらもいくつになっても体を動かすことのできる喜びを伝えられるように心掛けております。
副院長・整形外科部長
内田 和宏(うちだ かずひろ)
| [出身大学] | 昭和59年 大分医科大学 医学部卒業(1期生) |
|---|---|
| [資格等] | 日本整形外科学会専門医、スポーツ医、リウマチ医 日本スポーツ協会公認スポーツドクター 日本手外科学会専門医、指導医 |
| [略 歴] |
大分医科大学付属病院、川嶌整形外科病院、湯布院厚生年金病院、 東国東広域病院、福岡整形外科病院勤務を経て |
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